「NVIDIA GeForce Game Ready Driver 595.59」公開。RTX 50シリーズの黒帯・緑アーティファクトなど複数の不具合を解消

米NVIDIAは2026年2月26日(現地時間)、同社グラフィックス製品向けの最新ドライバ「NVIDIA GeForce Game Ready Driver 595.59」の提供を開始した。NVIDIA App等でリリースされ、手軽に適用できる。

2026年2月27日 追記:NVIDIAは595.59の配信を一時停止した。すでに適用済みのユーザー、またはファン制御の問題が発生しているユーザーは、前バージョンの591.86 WHQLへのロールバックが推奨されている。
2026年3月3日 追記:NVIDIAは「GeForce Game Ready Driver 595.71 WHQL」の提供を開始した。ファン制御の不具合により配信停止となった595.59の正式な後継ドライバとなる。

目次

主なハイライト

バイオハザード レクイエムに向けたGame Ready最適化

本ドライバは、DLSS 4テクノロジーに対応した最新ゲームの最適な動作環境を提供するGame Readyドライバとして位置付けられている。特に「バイオハザード レクイエム」に向けた最適化が施されているほか、「Marathon」についてもDLSS Super ResolutionおよびNVIDIA Reflexへの対応が追加されている。


修正された不具合

ゲーム関連の不具合

今回のドライバで解消されたゲーム関連の主な不具合は以下の通り。

RTX 50シリーズ固有の問題として、「The Ascent」でGeForce RTX 50シリーズGPU使用時に画面上部に断続的に黒帯が表示される問題と、「Total War: THREE KINGDOMS」でGeForce RTX 50シリーズに緑色のアーティファクトが出現する問題が修正された。

ドライバ更新後に発生していた問題として、「FINAL FANTASY XII The Zodiac Age」でドライバ更新後にfatal errorでクラッシュする問題と、「Call of Duty Modern Warfare(2019)」でドライバ更新後に映像の乱れが発生する問題も解消されている。

その他、「Quantum Break」のAct 4 Part 1でパフォーマンスが大幅に低下する問題も修正された。

一般的な不具合

Blackmagic Design環境において、1パケットに複数のOBUが含まれるAV1デコード処理でクラッシュが発生する問題が修正された。


Release 595の新機能

  • CUDA 13.2のサポートを追加
  • 最新のパフォーマンス改善・バグ修正・ドライバ機能強化を含む

パッケージ内容

コンポーネントバージョン
HD Audio Driver1.4.5.7
NVIDIA PhysX System Software9.23.1019
CUDA13.2
DCH NVIDIA Control Panel8.1.969.0

既知の問題

固定フレームレートで動作するよう設計されたゲームやアプリケーションでは、NVIDIA G-Syncが利用できない場合がある。問題防止のため、該当アプリケーションではG-Syncが自動的に無効化される場合がある。


報告されている主な不具合

ファン制御まわりの問題(主にRTX 50シリーズ): ファンが反応しなくなる、カスタムファンカーブが無視される、HWiNFO・GPU-Z・各社ユーティリティで1つのファンセンサーしか表示されないといった報告が相次いでいる。MSI Afterburnerのプロファイルとの競合が指摘されているが、ファン制御ソフトを使っていない環境でも発生するケースが報告されている。

クロック・電圧の低下(RTX 5080 / 5090): ドライバ更新後にブーストクロックが伸びなくなる問題も報告されており、ドライバがGPU電圧を約0.95Vに制限しているためではないかと指摘されている。RTX 5080・5090で最大クロックが出なくなっているという声が複数ある。

安定性・表示関連: ブラックスクリーン、VIDEO_TDR_FAILURE(nvlddmkm Event ID 153)、フリーズ、強制再起動のほか、Kernel-Power Event ID 41(BugcheckCode 270)によるアイドル中の突然再起動も報告されている。Samsung TVでのHDR信号消失、Samsung ViewFinity S9 5KのスリープからNGでの640×480フェイルセーフ起動といったディスプレイ関連の問題も確認されている。

また、Unreal Engine 5タイトルやStarfieldでのパフォーマンス低下、NVIDIA App上でのドライバ表示の不整合(出現後に消える・日付が誤表示)なども一部で報告されている。

対処法:591.86へロールバックする

すでに595.59を適用済みの場合は、NVIDIAの公式推奨に従い591.86 WHQLへロールバックすることを強く推奨する。NVIDIA公式サイトの旧バージョンアーカイブまたはNVIDIA Appの「ドライバ」画面からロールバック可能。

対応GPU一覧

デスクトップ向け: GeForce RTX 50/40/30/20シリーズおよびGeForce 16シリーズ(RTX 5090〜GTX 1650)

モバイル向け: GeForce RTX 50/40/30/20シリーズLaptop GPUおよびGeForce GTX 16シリーズ・MXシリーズ

ドライバはNVIDIA公式サイトまたはNVIDIA Appから入手可能。デスクトップ・モバイル共に対象ファイルサイズは913MiBで、Windows 10/11に対応している。

NVIDIA公式サイト

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この記事を書いた人

『らぼぷら』の編集兼運営者をしており、動画投稿含めすべてのコンテンツを執筆・編集しています。
中学時代から自作PCに熱中し、CPUやGPUの比較検証、冷却・静音チューニングまで幅広く研究してきました。
得意なことを活かしたい!という思いから、長年の趣味であるPC・ガジェット情報を発信する当サイトを開設!

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