AMDの次世代CPU、Zen 7の情報がリークされ、早くも話題になっています。2028年に登場予定のこのCPUは、デスクトップ向けだけでなくノートPC向けモデルでも大幅な進化を遂げる見込みです。今回は、最新リーク情報をもとにZen 7の性能や特徴を詳しく解説します。
目次
Zen 7 デスクトップ版「Grimlock Ridge」
デスクトップ向けのZen 7はGrimlock Ridgeとして登場予定です。注目ポイントは以下の通りです。
- CCDごとのコア数が倍増:1つのCCDに16コアを搭載。Zen 4やZen 5の最大8コアから大幅進化。
- キャッシュ容量が大幅増加:L2 32MB、L3 64MB、さらに3D V-Cacheを1CCDあたり160MB搭載可能。
- デュアルCCD構成:CPUダイに2つのCCDを搭載可能。理論上、最大32コア、448MBのキャッシュという化け物仕様。
- IPC向上:Zen 6比で15~25%の向上が見込まれる。
- シングルスレッド/マルチスレッド性能:シングル最大50%以上、マルチ最大150%以上の性能向上が予測。
さらに、ソケットはAM5を継続するため、Zen 5世代のマザーボードもそのまま流用可能。長期にわたりマザーを買い替えなくても済むのは、自作PCユーザーにとって大きな朗報です。
ただし、3D V-Cacheの2層積層はZen 7では非対応。積層対応はZen 8以降になる見込みです。
Zen 7 ノートPC版「Grimlock Point」「Grimlock Halo」
ノートPC向けモデルも注目の進化を遂げます。
- 異種混在コア構成:Zen 7コア、Zen 7cコア、Zen 7 Low-Powerコアを組み合わせたヘテロジニアス構成。
- 具体的コア構成:
- Grimlock Point:Zen 7 4コア + Zen 7C 8コア + 低電力コア
- Grimlock Halo:Zen 7 8コア + Zen 7C 12コア + 低電力コア
- 電力効率の大幅向上:
- 3Wで36%向上
- 7Wで32%向上
- 12Wで25%向上
- 22Wで17%向上
- 携帯型ゲーミングPCやSteam Deckライバル機でも、より高性能な動作が期待できます。
Zen 7の発売タイミングと製造プロセス
- Zen 7はTSMCの最先端プロセスA14ノードを採用。
- 量産開始は2028年予定。
- Zen 6からさらに進化したCPUアーキテクチャで、ゲーム性能だけでなく非ゲーム用途の性能も大幅に向上。
まとめ
Zen 7はデスクトップ・ノートPCの両方で、性能・電力効率・キャッシュ容量の大幅な強化が見込まれています。AM5ソケットの継続は自作ユーザーにも嬉しいニュースです。MLIDによるリーク情報では、シングルスレッド50%以上、マルチスレッド150%以上の性能向上が予測され、まさに次世代CPUの化け物仕様となりそうです。
2028年に向けて、AMDの進化がどこまで加速するのか、今から目が離せません。

コメント