グラボ市場に異変:RTX 5000シリーズ供給50%減の不気味な真相

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今、グラボ市場で何か奇妙なことが起こっています。

最新のGeForce RTX 5000シリーズについて、とんでもないデータが出てきました。その最新グラボの供給量が、11月に比べて、12月に入ってから50%以上も減少していることが明らかになったのです。

クリスマス商戦なのに出荷半減の謎

半分以下です。

12月といえば、クリスマス商戦。一年で一番モノが売れる時期です。普通なら工場をフル稼働させて、在庫を山積みにして売りまくる時期なのに、なぜわざわざ出荷を半分に減らすのでしょうか?

これは事故や故障ではありません。業界では、意図的な供給調整だと見られています。

NVIDIAや、ASUS・MSIといったボードパートナーたちが、裏で何かの準備をしている可能性が高いのです。

準備されているのは大規模な価格改定

ズバリ、DRAM価格高騰に伴う、大規模な価格改定の準備です。

これまで話してきた通り、メモリの価格が爆上がりしています。グラボに載っているVRAMも当然その影響を受けます。

メーカーからすれば、今の安い価格設定のまま出荷し続けるのは損なのです。

「来月から値上げします」と言って在庫を残しておくより、一度市場をカラカラに乾かして、飢餓感を煽る。そして、「おまたせしました!入荷しました!」とやったほうが、スムーズに高い価格を受け入れさせられます。

人工的な品薄商法です。

市場からモノを消して、価格改定の衝撃を和らげるショック・アブソーバーにしようとしているのかもしれません。

もし今、グラボが欲しいのに売っていないとしたら、それは「売り切れ」たのではありません。倉庫の奥に隠されて、値札が貼り替えられるのを待っているだけかもしれないのです。

AMDは既に値上げを通知済み

ちなみに、ライバルのAMDに関しては、既に値上げが公式に通知されています。

コスパの味方だったAMDも、背に腹は代えられないということです。

原因はハッキリしています。グラフィックスカードの心臓部であるVRAM、特に最新のGDDR7やGDDR6の価格高騰です。これに耐えきれず、AMDは早々に「すまん、上げるわ」と白旗を上げたわけです。

一方、NVIDIAはどうでしょうか?

GDDR7の供給不足や価格高騰の噂は絶えないのに、公式には値上げについて一言も触れていません。不気味なほど静かです。

「値上げします」とは言わない。だが、市場への供給量は前月比で50%も減っている。これが何を意味するか、もう分かりますね。

言葉ではなく、行動で示しているということです。

考えられる2つの可能性

考えられる可能性は2つあります。

一つは、本当に予期せぬトラブルでサプライチェーンが破綻し、作りたくても作れない状況。それならそれで、ちゃんとアナウンスしてほしいところです。

そしてもう一つ、可能性が高いのが値上げに向けた地均しです。

AMDが上げた以上、NVIDIAが上げない理由はどこにもありません。ライバルが値上げしたタイミングで供給を絞り、市場が「高くてもいいから売ってくれ!」と悲鳴を上げるのを待っているとしたら、完全に策士です。

どちらにせよ、2025年の12月、グラボ市場から現物が消え失せているのは事実です。

これが「一時的な不足」で終わるのか、それとも「新価格への移行期間」なのか。答え合わせは、年明けの値札を見れば分かるはずです。

リーカーが明かす供給減の実態

今回の情報の出処は、中国のPCパーツ卸売フォーラム「博板堂」のリーカー、低手一号氏です。

彼によると、12月のRTX 5000シリーズの供給減少幅は、なんと50〜60%以上に達しているそうです。

6割減。半分どころではありません。お店の棚がスカスカになるレベルです。

新製品発表前の調整ではない

過去にも似たような減産はありました。例えばRTX 4000 SUPERが出る直前とか。新型が出る前に、旧型の在庫を処分するために供給を絞る。これはよくある戦略です。

じゃあRTX 5000 SUPERが出るのでしょうか?

いや、それが違うのです。SUPERシリーズの登場は早くても2026年後半と見られています。つまり、新製品のための調整ではありません。これは純粋に今の製品に対する異常な操作なのです。

価格維持のための需給調整

リーカーの分析によれば、最大の理由は需給バランスの調整、つまり、在庫過多を避けて価格を維持するためです。

「たくさん作ると安くなっちゃうから、作るのやーめた」ということです。

市場にモノが溢れると値崩れします。それを防ぐために、あえて蛇口を閉めたのです。短期的には市場価格が上昇しますし、消費者は「手に入らない」という焦りを感じます。

完全にコントロールされているわけです。

1月の恐怖:最悪のコンボ

そして、ここからが本当の地獄です。

NVIDIAの決算上の第4四半期は、11月から1月までです。12月にこれだけ絞った分、最後の1月には出荷量が増える可能性はあります。

じゃあ1月になれば買えるのでしょうか?

買えるかもしれませんが、値段は変わっているでしょう。

VRAM価格の高騰に伴って、各グラボメーカーは2026年1月から正式に価格を引き上げるとみられています。

お年玉を握りしめて買いに行ったら、値上げされているというオチです。

「12月は品薄で買えない」→「1月に入荷したけど高くなってる」

この最悪のコンボが決まる可能性が極めて高いのです。今起きている供給減は、そのXデーに向けた準備運動に過ぎないのかもしれません。

RTX 5080:定価を超え始めた価格

まだ間に合うのでしょうか?今すぐお店に走れば、まだ値上げ前の値段で買えるのでしょうか?

結論から言えば、ギリギリの瀬戸際です。

現在の日本の市場価格を見てみましょう。

本来、RTX 5000シリーズは発売から1年近くが経過しています。だから少し前までは、「ご祝儀価格」も落ち着いて、かなり安値で安定していました。

だが、ここに来て風向きが完全に変わりました。

DRAMの値上がりや、終わらない円安の影響で、特に上位モデルを中心に再び価格が上昇トレンドに転じています。一度下がった株価がまた上がり始めたようなものです。

底値で買い逃したということです。

具体的な価格推移

具体的にRTX 5080の価格推移を見てみましょう。

このモデル、市場全体で在庫が徐々に減り始めていて、それに比例するように価格チャートが上を向き始めています。

唯一の希望は、ドスパラなどの一部店舗です。Palit製のモデルなら、現時点ではまだ18万円切りで見つけることができます。

だが、これはあくまで「最安値」の話です。

市場全体を見渡すと、事態はもっと深刻です。価格コムなどのデータを見ると、安い方から数えた「平均価格下位25%」のラインですら、すでに20万円に到達しています。

ちょっと待ってください。RTX 5080の定価はいくらでしたか?

198,800円です。

定価超えです。

発売から1年も経った中古でもない新品が、定価よりも高くなり始めています。これは「安売り合戦」が終わって、「取り合い」のフェーズに入った証拠です。

18万円台で買える在庫が尽きた瞬間、そこにあるのは20万円オーバーの世界だけになります。その扉が閉じるまで、あと数日も残されていないかもしれません。

RTX 5070系:隠れ進行する値上げ

一方、もう少し手の届きやすいRTX 5070 TiやRTX 5070はどうなっているでしょうか。

5080は高嶺の花だけど、70番台なら現実的です。こっちはまだ大丈夫なのでしょうか?

実は、こっちの方が隠れ進行していて厄介なのです。

在庫状況だけを見れば、RTX 5080ほど「明確に激減している」わけではありません。まだ棚には並んでいます。

しかし、その油断が命取りです。

静かに書き換えられる値札

在庫はあります。だが、値札の数字だけが静かに書き換えられているのです。

データを見ると、12月に入ってから、これら人気モデルの「最安値」と「平均価格」が、明らかに上昇カーブを描き始めています。

一番売れる売れ筋モデルなのに値上げです。ボーナスが出たゲーマーを狙い撃ちしています。

需要が高いモデルだからこそ、少し高くしても売れると見透かされているのかもしれません。

「まだ店にあるから来週でいいや」と思っている間に、数千円、下手すれば数万円単位で値段が上がっていく現象が今まさに起きています。

「ある」ことと「安い」ことは別なのです。

今週末に買いに行け

だから結論を言います。

もしあなたが、RTX 5080、5070 Ti、あるいはRTX 5070といったミドルハイ〜ハイエンドのグラボを狙っているなら。

悪いことは言いません。今週末に買いに行ってください。

来週ではなく今週末です。

12月の供給減の影響が店頭価格に完全に反映される前の、今の「上がり始め」が最後の逃げ場です。

年が明けて1月の正式値上げが来たら、もう私たちの知っている価格では買えなくなる可能性が高いのです。

まとめ:グラボはまだギリギリ耐えている

今回の話を総括しましょう。

正直なところ、メモリやSSDに関しては、もう手遅れレベルで値上げが完了してしまった感があります。高くなりすぎて、もう買う気力が削がれています。

だが、グラフィックボードに関しては、まだギリギリ耐えています。崖っぷちで指一本引っかけて踏ん張っている状態です。

だからこそ断言します。

もしあなたがグラボを買い換えるか迷っているなら、今が決断の時です。

来月まで待とうかな、なんて甘えは許されません。

値下がりする要素がゼロ

仮に私の予想やリーク情報が外れて、1月になってもメーカーが正式な値上げをしなかったとしましょう。

それなら、焦って買わなくてもよかったと後悔するのでしょうか?

いや、絶対に損はしません。

なぜなら、今の価格がすでに十分に安い底値圏だからです。今買っておけば、少なくともゲームを快適に遊ぶ時間は確保できます。

逆に考えてみてください。これから値下がりする要素が一つでもありますか?

供給は半減しています。VRAMは高騰しています。円安は終わりません。下がる理由が一個もありません。

上がる材料は山積みですが、下がる材料はゼロです。

だったら、リスクを回避するために今動くのが、最も合理的な判断でしょう。

ブラックフライデーで確保できた人は勝者

そして最後に。

もし、先月のブラックフライデーセールで、勇気を出してグラボを確保できていた人がいたとしたら、心からおめでとうと言わせてください。

あなたこそが、この過酷なインフレ相場を生き抜いた、真の勝者です。

後悔しないためにも、これからの動向には注目してください。

今、グラボ市場で起きている不気味な供給減。これは単なる一時的な現象ではなく、大規模な価格改定の前兆である可能性が高いのです。

12月は品薄、1月は値上げ。その狭間の今この瞬間が、最後のチャンスかもしれません。

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