Microsoft、Windows Updateの更新プログラム名を簡略化 → IT管理者から大ブーイング、日付表示を復活

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2025年10月末、MicrosoftはWindows 11の更新プログラムのタイトルを簡略化しました。これまでは「2025-10 x64 ベース システム用 Windows 11, version 25H2 の累積更新プログラム (KB5070773) (26200.6901)」のように詳細な情報が含まれていましたが、新しい形式では「セキュリティ更新プログラム (KB5034123) (26100.4747)」のように非常にシンプルになっています。しかし、年月やOSバージョンなどの重要な情報が消えたことで、IT管理者や一部のユーザーから批判が殺到しました。

事の発端

2025年10月末、MicrosoftはWindows 11の更新プログラムのタイトルを簡略化しました。
これまでの詳細なタイトル

(例:「2025-10 x64 ベース システム用 Windows 11, version 25H2 の累積更新プログラム (KB5070773) (26200.6901)」)が、
「セキュリティ更新プログラム (KB5034123) (26100.4747)」のように非常にシンプルに変更されました。

しかし、年月やOSバージョンなどの重要な情報が消えたことで、IT管理者や一部ユーザーから批判が殺到しました。


タイトル簡略化の背景

Microsoftは今回の変更について以下の理由を説明しています。

  • ユーザーが更新プログラムの内容を素早く理解できるようにする
  • タイトルを直感的で一貫性のある形式にする
  • 不要な技術的詳細を省略して読みやすくする

確かに、新しい形式は短く見やすくなっています。しかし、更新プログラムのリリース時期や対象OSなどの情報が消えたため、IT管理者にとってはアップデートの特定やトラブルシューティングが困難になりました。


変更前と変更後の例

種類変更前変更後
セキュリティ更新2025-10 x64 ベース システム用 Windows 11, version 25H2 の累積更新プログラム (KB5070773) (26200.6901)セキュリティ更新プログラム (KB5034123) (26100.4747)
プレビュー更新2025-09 累積更新プログラムのプレビュー (Windows 11 Version 24H2、x64) (KB5065789) (26100.6725)プレビュー更新プログラム (KB5067036) (26200.7019)
.NET Framework2025-10 .NET Framework 3.5 および 4.8.1 の累積更新プログラム (KB5066128).NET Framework セキュリティ更新プログラム (KB5056500)

変更前の更新プログラムの名称
変更後の更新プログラムの名称

IT管理者の反発

更新タイトルの簡略化に対し、多くのIT管理者から批判が上がりました。

  • 「年月が分からない状態で更新プログラムをデバッグするのは不可能」
  • 「重要な情報を隠すのは理解できない」
  • 「サービスデスクやヘルプデスクへの問い合わせが増えるだろう」

これまでWindows Updateは、累積更新・年月・OSバージョンなどの情報がタイトルに含まれており、管理者が更新状況を把握する上で非常に役立っていました。


Microsoftの対応

ユーザーや管理者からの反発を受け、Microsoftは日付表示(YYYY-MM形式)を復活させると発表しました。

  • 「アップデートのタイトルには日付(月と年)が引き続き表示されるよう努めます」と声明
  • ただし、「累積アップデート」やOSバージョン番号は復活しない見込み
  • Microsoftは「各タイトルはユーザーフレンドリーにし、不要な技術的詳細を省略する」と説明

まとめ

Windows Updateのタイトル簡略化は、見た目のスッキリさを追求した一方で、管理者にとって重要な情報が消えるという副作用がありました。
ユーザーのフィードバックを受けてMicrosoftは年月表示を復活させましたが、完全に元通りにはならず、今後も注意深く更新を確認する必要があります。

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