2025年10月、AppleのiOS 26.2 Betaにて、日本国内でもサードパーティ製アプリストア「AltStore PAL」が利用可能になったことが話題となっています。これにより、従来はApp Storeで配信されていなかったアプリも、自己責任でインストールできる環境が整いました。
AltStore PALとは?
AltStore PALは、iOS向けの代替アプリストアです。従来、iPhoneでは公式のApp Store以外からアプリをインストールすることは原則禁止されていましたが、欧州連合(EU)のデジタル市場法(DMA)施行により、サードパーティアプリストアの存在が認められるようになりました。これを受けて、開発者ライリー・テストゥ氏らが開発したのがAltStore PALです。
AltStore PALでは、ゲームエミュレーター「Delta」や仮想マシンアプリ「UTM」、さらにはEpic Gamesの「フォートナイト」など、App Storeで配信されていないアプリを公式にインストールできるのが特徴です。
日本国内での展開
AltStore PALは2025年後半に日本、オーストラリア、ブラジルでサービスを開始予定です。2026年にはイギリスでも利用可能になる見込みです。開発者のテストゥ氏は自身のブログで、「より多くの選択肢を消費者に提供できることは素晴らしいニュース」とコメントしています。
公式サイトはこちら:altstore.io/download
既存のAltStoreとの違い
これまでAltStoreを利用するにはPC経由でAltServerを使う必要がありました。しかし、iOS 26.2 Beta対応のAltStore PALでは、AltServerを使わずとも直接アプリをインストール可能です。ただし、現時点ではClassic版の動作に制限があるため、.ipaファイルを利用する場合は引き続きAltServer経由の方が安定しています。
また、Sidestoreを利用することで、一度に多くのアプリを管理・インストールすることも可能です。デフォルトの同時インストール数は3アプリなので注意が必要です。
活発化するサイドローディング市場
今回のAltStore PAL日本上陸により、脱獄なしでの非公式アプリインストールがより手軽になります。SNS上でも多くのユーザーが「シンプルなアップル体験から遠ざかる」といった反応や、「脱獄不要で色々なアプリが入れられるのは熱い」と期待を寄せています。
一方で、企業の規制強化や誤操作によるトラブルも懸念されており、利用する場合は十分注意が必要です。
AltStore PALの成り立ち
AltStore自体は、ライリー・テストゥ氏が開発したゲームエミュレーター「Delta」をApp Storeに登録できなかった経験から生まれました。試験的にテストアプリを装うことで、脱獄なしでエミュレーターをiOS端末で動作させる仕組みを実現しました。
EUのDMA対応により、AltStoreは公的にサードパーティアプリストアとして展開できるようになり、現在は年間サブスクリプション制(年額1.5ユーロ)での提供となっています。
AltStore PALの展開により、インディー開発者やApp Storeの制約に縛られない開発者がアプリを公開する選択肢が大幅に広がることになります。
まとめ
- iOS 26.2 Betaで日本国内でもAltStore PALが利用可能
- App Store未配信アプリを脱獄不要でインストール可能
- Sidestoreで複数アプリの管理も可能
- 企業規制やトラブルのリスクもあるため自己責任で利用
- AltStore PALはサードパーティアプリ市場の活性化に期待
サードパーティアプリの利用は自己責任ですが、iOS 26.2 Beta対応により、従来よりも安全かつ簡単に多彩なアプリ体験を楽しめる時代が訪れたと言えるでしょう。


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